新型コロナウイルス感染者が再び増加。東京では1日の新規感染者が100人を越えました。
私たち教職員は、新型コロナウイルスの正しい知識と対応方法を改めて学ぶ必要があります。
そこで、医学博士である内山順造先生にお願いをして、ZOOMによる特別講演会を行っていただきした。
内山先生はウイルス学の博士号を取得され、あの「ダイヤモンドプリンセス号」に乗船し、多くの人の命を救ったすごい方。
内山先生のご講演はその全てが興味深いものでした。
特に衝撃的だったのが、日本人の感染者数が他国に比べて圧倒的に少ないその理由でした。
ネットやテレビでは、日本人はBCGを受けているから、人種が違うから、ウイルスの毒性が違うからと、諸説が飛び交っています。
内山先生のお話では、「新型コロナウイルスが持ち込まれた時期はどこの国も大きな差はなかった。しかし、日本はダイヤモンドプリンセス号が横浜に停泊をし、全国民がその恐怖を間近に感じ、外出を控えたり、マスクを早めに着用したり、すぐに対応した。ところが、アメリカやヨーロッパ諸国は遠い国の出来事と捉えていて、気がついた時には感染が広がっていた。」ということでした。
納得です。
つまり、正しく恐れて対応すれば感染リスクを低減できるということです。
講演の最後、内山先生は「学校の先生たちにお願いです。新型コロナウイルス由来のいじめや差別を絶対に無くしてください。」と、涙を流し言葉を詰まらせながら訴えられました。
内山先生の熱い気持ちが、私の心に響きました。
そして、内山先生の熱い思いは直接、子どもたちに伝えるべきと強く思いました。
近々、中津第二小学校に内山先生をお招きをして「命の授業」を行うことにしました。
ダイヤモンドプリンセス号で活躍した医師がZOOMで「命の講演会」
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執筆者:naka2blog