１２日にＡＧＣの方々が来校して特別授業を行ってくれました。
ＡＧＣは、高橋一生さんや広瀬すずさんのＣＭでご存知のとおり「素材の会社ＡＧＣ♫」です。
例年であれば、子どもたちが学校から歩いて１５分ほどのＡＧＣ工場まで、見学に赴いていました。
しかしながらコロナ禍。体育館のような広い場所での特別授業となったのです。
さて、授業の前半はプレゼンテーション教材を使っての講義。
ＡＧＣがテレビやスマホ、シャンプーや薬、スカイツリーのような大型建造物など、身の回りの素材をたくさん作っていることに、子どもたちは驚いていました。
私が驚いたのは、３年生の子どもたちから「東京スカイツリー」という言葉が出てこなかったこと。イラストを見て「東京タワー」とか「ビル」とか答えていました。
また、学校近くの相模原工場は学校の校庭１６個分の広さがあり、自動車のガラスを使っていることを学びました。
授業のメインイベントは、実際の強化ガラスをカナヅチで割る場面。
ゴーグルをつけた３年生が、みんなの見守る中カナヅチで強化ガラスを叩くのですが、なかなか割れません。
思いっきりカナヅチを振り下ろしてようやく割れるのですが、フィルム加工がしてあり、破片は飛び散りません。
その蜘蛛の巣状に割れたガラスのヒビを見た子どもたちが
「わあ！スパイダーマンみたい！」
と感動していました。
今回の授業も３年生のＳＤＧsの学びに生かされていきそうです。
