12月3日に飛ばした600個の風船。
そのうちの一つ赤い風船を受け取った千葉県の工場の方から、お手紙と赤い風船が届きました。
以下に全文を紹介します。赤い風船になり切っての擬人化されたお手紙です。
ただいま!!
2日間の楽しい空の旅だったよ。最初は飛ばされ、学校もみんなの顔もどんどん小さくなり、そのうち見えなくなり、非常に怖くて寂しくなりました。
でも、素晴らしい眺めに感動してどこに遊びに行こうかと考えましたが、まず高く高く空を上り、行き先は風に任せることにしました。
しばらくすると、たくさんの飛行機に出会い、たくさんの船を眺めながらアクアライン海ほたるの上を飛びました。
そして、海を通り過ぎると、だんだん降りてきて工場地帯が見えてきて、工場の煙突や鉄塔にぶつかりそうになりながら、広い芝生の上に降りました。「ここはどこだろう?」とキョロキョロしていると、変なおじさんがやってきて不思議そうに私を達抱えて「なんじゃ?」「どっから来たんだろう?」と言いながら私を部屋に連れて行きました。体に穴を開けられるのか心配で怖かったけど、おじさんはパソコンとか電話で私の生まれ故郷を一生懸命に調べて送り届けてくれました。今度はクラスのみんなと一緒に空の旅をしようね。
赤い風船より
手紙と風船を受け取った1年生の女の子はとても喜んでいました。