昨日、愛川町男女共同参画基本計画推進委員会に校長会代表として出席してきました。
その場で、学校が男女平等教育にどのように取り組んでいるか、具体例を紹介しました。
紹介したのは写真の2年生の授業。
授業は大きく分けて3部構成。
まずは、劇のセリフだけが書かれたプリントが配られます。そして、それぞれのセリフが「おばあさん、お母さん、お父さん、子ども」のうち、誰が言っているのかをグループで相談しながら当てはめていきます。
すると、夕飯が「カレーだよ」と、答えるのはお母さん、「会社、休めないかな」と答えるのお父さんと、ほぼ全員の子どもたちが考えました。
そこで、先生から「男だから女だからと役割を決めつけてしまうことは、あってはいけない違いです。」と告げられ、子どもたちの価値観が揺さぶられます。
次は、「あっても良い違い」と「あっていけない違い」を写真にあるようなプレゼンテーション教材でクイズ形式で学びます。
子どもたちは少しずつ、先生の伝えたいことを理解していきます。
最後は実際に働く人の写真。
男性の保育士、女性の消防士、女性のバス運転士、男性のパティシエ、女性の野球選手、女性の寿司職人と次々と映像が映し出されます。
写真が映し出されるごとに、子どもたちの固定概念が崩れていきます。
授業後の感想に次のように書いている子どもがいました。
「男女かんけいなく、やりたいことをがんばっている人はかっこいいなと思いました。わたしも、すきなことをしごとにできる大人になりたいです。」
と・・・。
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