子どもたちは全員、先生の指示で立っています。
多くの子どもは左手の親指をパレットに入れたままです。
先生が大型テレビにプレゼンテーションを映して指示を出します。
「友だちのさくひんを見てみよう!」
子どもたちは一斉に動き始めます。
そして、気がつくのです。たった3本の線を引くだけなのに、作品は千差万別であることに。
線をどこから引くか?線を引く力はどうするか?線を引くスピードはどうするか?どのような線を引くか?何色にするか?
3年生の子どもたちは、お互いの作品を鑑賞し合い、自分の発想を広げます。
そして、作品作りに再び向かいます。
こうして「表現」をして「鑑賞」をする。そして、また「表現」をする。
新しい学習指導要領では、このような「表現」と「鑑賞」の一体化を図ることも大切にしているのです。
「表現」と「鑑賞」の一体化
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執筆者:naka2blog