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修学旅行33:先生を襲うまくら叩き

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かつては修学旅行の定番であった「まくら投げ」は禁止。
まくら投げの楽しさを体感している私としては、安全上やマナー上どうしても容認できないとの苦渋の決断です。
ですが、その私の判断を揺るがす女の子がいました。
「校長先生!K先生に枕を投げてもいいですか?」
と、とんでもない企みを訴えて来たのです。
「うーん・・・。いいでしょう。でもK先生だけだよ・・・」
と、自分の口からとんでもない言葉が出て来てしまったのです。
「校長先生から許可を、もらったよ!」
と、続々と集まってくる子どもたち。
後悔する間も無く、まくらを持った子どもたち は、廊下でK先生を取り囲み、まくら投げならぬ、まくら叩きが始まったのです。
バシバシ!
こんなに大勢集まるとは思いもせず、呆気にとられつつも、しばらく、子どもたちと先生との、ほのぼのしたじゃれあいを見守りました。20秒間くらいでしょうか。
「はい!終わり!終わり!!!」
と、ストップをかけると。すぐに手を止める素直な子どもたち。
「校長先生!M先生にもやりたい!」
「オーケー!」
次なる犠牲者は担任のM先生。
私は、M先生を部屋から呼び出す役割を担うほどにまで、悪に手を染めてしまいました。
扉のところで、白いまくらの奇襲を耐え忍ぶM先生。

はい・・・。学校経営責任者としてあるまじき行為です。
お叱りはごもっとも。間違った判断でした。反省しています。
でも、子どもたちはとっても喜んでいました。
先生をまくらで叩くなんて、子どもたちの一生の思い出になること間違いな無しです。

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