黒板にたくさん貼られた先生手作りの教材カード。
数字が書かれたカード、鉛筆や傘など具体物のイラストが描かれたカード、そして、赤丸が並んで描かれいる半具体物のカード。
先生が「1」と書いてあるカードを見せて、子どもたちに発問します。
「この数字と同じ数のカードはどれでしょう?」
すると、子どもたちの伸びた手がたくさんあがります。
先生に指名された男の子は、半具体物の赤い丸が1つ描かれているカードを選びました。
次の女の子は、具体物としてコップが1個描かれているカードを指さします。
3人目の男の子は、具体物として歯ブラシが1本描かれているカードに手を伸ばします。
こうしたことを繰り返して、数字と数量を瞬間的に結びつけられるようにしていくのです。
半具体物は、この後、黄色い算数ブロックで操作することが、多くなってきます。
算数ブロックを動かして、5のかたまりや10のかたまりを体感し、足し算や引き算のやり方を身につけていくのです。
数字と具体物と半具体物と
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執筆者:naka2blog