司会の「卒業生に入場!」の言葉で、赤い絨毯の上を堂々と歩き、入場してくる子どもたち。
開式の言葉と国歌斉唱の後は、いよいよ卒業証書授与。
ほとんど練習時間が取れなかったにも関わらず、きちんとできるのが、この第50期卒業生の子どもたちのすごいところ。
壇上に上がった子どもたちが、ピュアで透き通るような眼差しを向けてくると、感動が込み上げてきて私の両腕に鳥肌が立ちました。
私と目を合わせながら卒業証書を受け取るその姿は神々しくさえ感じました。
この感覚はきっと、写真を見てくだされば、なんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。
さて、プロカメラマンの岩田さんの撮る写真は、全員全て完璧でした。
下を向いたままや目をつむってしまった子どもの写真がないのが、並々ならぬプロの腕なのでしょう。
どの写真も雑誌の表紙にしたいくらいの、素晴らしい写真でした。
そして、子どもたちにとっても保護者の皆さんにとっても貴重な写真になったのではないでしょうか。
本来であれば、私と介添の先生しか見ることができない、子どもたちの表情なのですから。