中津第二小学校は栄養教諭がいる稀有な学校。教員免許がある栄養士さんがいるのです 。
つまり、授業をすることができる栄養士がいるのです。
写真は5年生の食育の授業の様子。
ある日の給食のメニューから、その食材が国産なのかそれとも外国産なのかを考えるところから授業がスタート。
揚げパンの小麦粉は国産か外国産か?きな粉の原料の大豆は国産か外国産か?と、全部で23品目について考えます。
そして、日本地図と世界地図に食べ物の産地をプロットしていきます。
次に考えたのは、食料自給率。
子どもたちが驚いたのが日本の食料自給率のその低さ。アメリカの130%やフランスの127%に対して、日本はわずか38%しかないのです。
つまり、食料のほとんどを外国からの輸入に頼っていると言うことです。
授業の締めくくりは、日本の食料自給率を高めるために自分たちに何ができるかを考えること。
身近な食べ物をテーマに、こんなにも子どもたちの心に響く、深イイ授業ができるのは、栄養教諭ならではのこと。
中津第二小学校の子どもたちは超ラッキーなのです。