5年生の「いのちの授業」で取り上げたのは「6さいのおよめさん」という絵本。
小児がんで亡くなった女の子のお父さん鈴木中人さんが書いた絵本です。
概要は次のとおり。
小児がんで入院し、毎日、痛い注射に耐える6歳の女の子。
女の子はある日、看護師の結婚式に車椅子で出席。ブーケをもらって「わたしも早くお嫁さんになりたい」と、つぶやく。
ある夏の日、女の子は一人、天国に旅立つ。
お別れの時、お母さんは女の子に白いドレスを着せ、リボンを付けてブーケを持たせて花嫁姿に。女の子の夢を叶えるために。
女の子のお父さんは読者に呼びかける。「もし、あなたがいなくなったら、お父さんお母さんは血の涙を流すんだよ。だから、どんなことがあってもお父さんお母さんよりも先に死んではいけない。命を大切にしようね。」と。
いつもは元気な5年生が、真剣な表情で鉛筆を走らせ、ワークシートに感想を書いています。
子どもたちは「いのち」についてたくさんのことを感じている証拠です。
いのちの授業:6さいのおよめさん
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執筆者:naka2blog